タイミーで働いた分の報酬は、いつ口座に入るのでしょうか。受け取り方には、アプリから振り込みを申請する「即時振り込み」と、申請していない先月分の報酬が毎月15日までに振り込まれる「自動振り込み」があります。 振り込み申請は24時間365日でき、手数料は何度でも無料です。ただし、申請すれば必ずその場で入金されるわけではありません。土日祝日や大型連休、年末年始、銀行のメンテナンス期間には、受け取りまでに時間がかかる場合があります。登録した口座情報に誤りがある場合も同様です。 この記事では、タイミーの公式ヘルプをもとに、振り込みの手順と入金されないときの確認事項を解説します。税金・扶養の注意点や、企業側の費用・請求の流れも紹介します。
💡 この記事でわかること
- 1. タイミーの報酬はいつ入る?入金タイミングの早見表
- 2. 即時振込のやり方と注意点
- 申請の手順
- 申請すると、残高の全額が送金される
- 口座登録のポイント
- 現金の手渡しは控える
- 3. 振り込み申請したのに入金されないときは
- 4. 日払いで知っておきたい税金と扶養の注意点
- 税金:報酬は給与所得として扱われる
- 扶養と社会保険:日払いでも収入の管理は必要
- 5. 企業側が知っておきたい日払いの運用
- 費用:報酬の30%の利用料と、振込関連手数料
- 請求:月末締め、翌月3営業日に請求書を発行
- 賃金の支払い責任は、就業先の企業にある
- 6. よくある質問
- 7. まとめ:入金の流れを知って、安心して受け取ろう
- 関連サービスのご紹介
- 出典・参考資料一覧
1. タイミーの報酬はいつ入る?入金タイミングの早見表
勤務が終わり、チェックアウトをすると、報酬が確定します(タイミー公式サイト)。確定した報酬は「ウォレット残高」に反映されます。ヘルプでは、ウォレット残高は「振り込み申請が可能な報酬額」とされ、反映された報酬は、24時間365日いつでも銀行口座に振り込めると説明されています。
受け取り方 | 手続き | 入金のタイミング |
即時振込 | アプリで振り込み申請 | 申請後、通常は即座に処理(休場日や銀行メンテナンス中は遅れることがある) |
自動振込 | 不要 | 申請しなかった先月分が、毎月15日までの間に、登録した口座へ振り込み |
一般的なアルバイトでは、月末締めの翌月払いという職場も少なくありません。タイミーでは、勤務した当日に報酬を受け取ることも可能です。一方で、自動振込の具体的な日時は、祝日や銀行の営業時間によって変わるため、ヘルプでも個別には案内されていません。確実に早く受け取りたい場合は、自分で振り込み申請をしましょう。
2. 即時振込のやり方と注意点
申請の手順
ヘルプに記載されている手順は、次のとおりです。
- マイページの「引き出す」を選ぶ
- 「振り込み申請」を選ぶ
- 口座情報と振り込み申請額を確認して、「申請」を選ぶ
- 確認画面で「OK」を選び、完了画面が表示されたら完了
申し込み制限を受けている間でも、振り込み申請はできます。振込手数料は、いつでも、何度でも無料です。
申請すると、残高の全額が送金される
振り込み申請をすると、ウォレット残高として保有している全額が送金されます。その結果、引き出し可能額は「¥0」と表示されます。複数の仕事をした日でも、案件ごとに申請する必要はなく、残高にまとまった報酬を、1回の申請で受け取れます。「申請したら残高が0円になった」と驚く方もいますが、故障ではなく、全額を送金した結果です。
口座登録のポイント
口座名義は、口座を登録した本人の名前で、本人確認書類の名前と一致している必要があります。入力は、銀行のキャッシュカードや通帳を見ながら、姓と名の間に1文字分のスペースを入れて、カタカナで行います。口座種別は、一般的には普通預金です。支店番号は3桁の番号で、通帳などで確認できます。入力を誤ると、振り込みが反映されません。
現金の手渡しは控える
タイミーでは、トラブルを避けるため、アプリ以外での報酬の受け取りを控えるよう案内しています。実際に働いた時間が正確に管理できず、税金の計算に影響したり、金額に差が出たときに正確な報酬を算出できなかったりするためです。企業から手渡しを持ちかけられた場合は、ヘルプの「問題が解決しない場合」から問い合わせてください。
3. 振り込み申請したのに入金されないときは
入金が遅れる原因として、ヘルプでは、次の3つが挙げられています。
- 土日祝日、大型連休、年末年始:金融機関の営業日の影響を受け、休み明けの翌営業日に反映されることがあります。
- 銀行のメンテナンス期間:利用している銀行の規定のメンテナンス中は、処理が遅れます。
- 登録した口座情報の誤り:口座情報に誤りがあると、振り込みが反映されません。
また、口座への反映は、順番が前後する場合があるとされています。確認は、次の順で進めると整理しやすくなります。まず、申請した日が休場日や銀行のメンテナンス期間に当たっていないかを確認します。次に、登録した口座の名義・支店番号・口座番号が、通帳などの情報と一致しているかを確認します。それでも見つからない場合は、利用している銀行のホームページで、反映の状況を確認してください。解決しない場合は、タイミーのカスタマーサポートに問い合わせます。誤った口座に申請してしまった場合や、予定より受け取った報酬が少ない場合は、それぞれ専用のヘルプ記事があります。
4. 日払いで知っておきたい税金と扶養の注意点
税金:報酬は給与所得として扱われる
タイミーのヘルプでは、雇用契約に基づく報酬は、給与所得として扱われると説明されています。キャンペーンのボーナスは、雑所得または一時所得に当たります。報酬が9,800円を超えると源泉徴収の対象になります(交通費は除いて判断。ただし、休業手当の場合は交通費を含む)。
年末調整は、企業が行う手続きで、タイミーを利用する方は、確定申告が必要かどうかを自分で確認するよう案内されています。国税庁は、2か所以上から給与を受けている場合に、年末調整されなかった給与の収入金額と、給与・退職以外の所得の合計が20万円を超えると、原則として確定申告が必要としています。本業の勤務先とタイミーの両方で給与を得ている方は、これに当たる可能性があります。ただし、給与の収入金額の合計から所得控除を差し引いた金額が150万円以下で、ほかの所得が20万円以下なら、申告が不要になる例外があります。個別の事情で扱いは変わるため、判断に迷う場合は、税務署や税理士に相談してください。
扶養と社会保険:日払いでも収入の管理は必要
日払いで毎日少しずつ受け取っていると、年間の収入が把握しにくくなります。配偶者の扶養に入っている方は、収入の目安を知っておきましょう。
所得税では、令和7年分から、扶養親族・配偶者の所得要件が58万円以下になりました。給与収入だけの場合に直すと、おおむね123万円以下です(給与所得控除の最低保障額65万円+58万円。国税庁の控除額をもとにした編集部の試算)。社会保険では、いわゆる「106万円の壁」のうち、月額8.8万円以上という賃金要件が、2026年10月1日に撤廃されました(日本年金機構)。ただし、週の所定労働時間などの要件は残るため、自分の働き先が対象かは、加入している健康保険や年金事務所で確認してください。「130万円の壁」は、被扶養者の認定という別の基準です。
また、タイミーには、同一企業で働ける量を抑える申し込み制限があります。公式ヘルプでは、同一企業での年間報酬が28万円未満になる募集のみ申し込めるとされており、これは、タイミー全体の収入の上限ではありません。詳しくは、関連記事「タイミーの『28万円の壁』って何?」をご覧ください。
5. 企業側が知っておきたい日払いの運用
費用:報酬の30%の利用料と、振込関連手数料
タイミーの事業者向けヘルプによると、企業は、ワーカーの報酬金額の30%をサービス利用料として支払います。マッチングが成立しなければ、費用は発生しません。これとは別に、ワーカー1人あたり月220円(税込)の振込関連手数料がかかります。同じ企業での手数料は、勤務回数にかかわらず、ワーカー1人あたり毎月一律です。
ヘルプの例では、時給1,200円、交通費500円、5時間勤務の場合、報酬は6,500円で、利用料は6,500円×30%=1,950円です。費用は、月ごとの利用明細と請求書で確認します。
請求:月末締め、翌月3営業日に請求書を発行
請求は月末に締められ、翌月の3営業日に、請求書が発行されます。郵送を選んでいる場合は、4営業日以降に届きます(ヘルプでは、請求書の発行元として、ネットプロテクションズ社が案内されています)。利用明細には、ワーカーのチェックイン・チェックアウト時間、実働時間、基本給、交通費、深夜割増手当などの内訳が記載されます。経理担当者は、これをもとに計上します。
賃金の支払い責任は、就業先の企業にある
ワーカーへの報酬の振り込み手続きは、タイミーのアプリを通じて行われますが、タイミーはあくまで仲介する立場です。厚生労働省は、仲介事業者が賃金の立替払いなどを代行する場合でも、最終的な義務は就業先の事業主にあると整理しています。また、ワーカーが求人に応募した時点で労働契約が成立するという考え方も示されているため、企業が直前にキャンセルすると、休業手当が必要になる場合があります。詳しくは、関連記事「タイミーの企業側キャンセル|休業手当の金額・24時間ルール・対応手順」で解説しています。
6. よくある質問
Q. 振込手数料はかかりますか?
A. ワーカーの振り込み申請は、24時間365日いつでも、何度でも手数料無料です。企業側には、報酬の30%のサービス利用料と、ワーカー1人あたり月220円(税込)の振込関連手数料がかかります。
Q. 土日祝日でも、すぐに入金されますか?
A. 振り込み申請そのものは、いつでもできます。ただし、土日祝日、大型連休、年末年始は、金融機関の営業日の影響で、休み明けの翌営業日に反映される場合があります。
Q. 申請するのを忘れたら、報酬はもらえなくなりますか?
A. 申請しなかった先月分の報酬は、毎月15日までの間に、登録した口座へ自動で振り込まれます。ただし、具体的な日時は祝日や銀行の営業時間で変わります。早く受け取りたいときは、自分で申請してください。
Q. 申請したのに、引き出し可能額が0円になりました。大丈夫ですか?
A. 問題ありません。振り込み申請をすると、保有している全額が送金され、引き出し可能額は「¥0」と表示されます。振り込み額は、入出金履歴で確認できます。
Q. 他のスポットワークアプリの日払いとは、何が違いますか?
A. シェアフルの公式サイトでは、就業後に「給与即払い申請」をすると、指定の口座へすぐに振り込まれると案内されています。受け取りの条件は、サービスごとに異なるため、複数のアプリを使う場合は、それぞれの公式の案内で確認してください。
7. まとめ:入金の流れを知って、安心して受け取ろう
タイミーの報酬は、勤務後に確定し、ウォレット残高に反映されます。振り込み申請をすれば、通常はすぐに処理され、申請しなかった先月分は、毎月15日までに自動で振り込まれます。
- 振り込み申請は、24時間365日、何度でも手数料無料
- 申請すると、残高の全額が送金される
- 土日祝日、銀行のメンテナンス中、口座情報の誤りで、反映が遅れることがある
- 報酬は給与所得。本業との合計で確定申告が必要になる場合がある
- 企業は、報酬の30%の利用料と、月220円の振込関連手数料を負担する
ワーカーの方は、初めての勤務の前に、口座情報の名義と支店番号を確認しておきましょう。企業の担当者の方は、利用明細と請求書の締め日を、経理の運用に組み込んでおくことをおすすめします。
関連サービスのご紹介
タイミー経由のワーカーだけでなく、自社の従業員やパートスタッフにも、働いた分を早く受け取れる仕組みを整えたい企業には、パルケタイムのような給与前払いサービスが選択肢になります。サービスごとの違いは、関連記事「給与前払いサービス12社比較」で整理しています。
出典・参考資料一覧
- 株式会社タイミー Timee(タイミー)公式サイト(報酬の確定・振り込みの案内)
- タイミーワーカー向けヘルプ 「即時振り込み・給料日について」
- タイミーワーカー向けヘルプ 「振り込み申請の方法」
- タイミーワーカー向けヘルプ 「ウォレット残高について」
- タイミーワーカー向けヘルプ 「振り込み申請後に引き出し可能額が¥0になった」
- タイミーワーカー向けヘルプ 「振り込み申請したのに振り込まれない」
- タイミーワーカー向けヘルプ 「口座情報について」
- タイミーワーカー向けヘルプ 「報酬をアプリ以外で受け取りたい」
- タイミーワーカー向けヘルプ 「確定申告について」
- タイミーワーカー向けヘルプ 「タイミーの源泉徴収について」
- タイミーワーカー向けヘルプ 「お仕事の申し込み制限について」(2026年10月1日更新)
- タイミー事業者向けヘルプ 「利用料について」
- タイミー事業者向けヘルプ 「請求書のお届け時期について」
- タイミー事業者向けヘルプ 「利用明細の内訳について」
- タイミー事業者向けヘルプ(休業手当、労働契約の成立時点)
- 国税庁「給与所得者で確定申告をしなければならない人」(タックスアンサー No.1900)
- 国税庁「令和7年度税制改正による所得税の基礎控除の見直し等について」
- 日本年金機構「2026(令和8)年10月に社会保険の短時間労働者に係る賃金要件が撤廃されました」
- 厚生労働省 スポットワークに関する公表資料(応募時点での労働契約の成立、仲介事業者が手続きを代行する場合の事業主の義務)
- シェアフル公式サイト
本記事は上記の一次情報に基づき編集部で整理したもので、個別の事案の適法性や、税・社会保険の取り扱いを保証するものではありません。個別の事案は、税理士・社会保険労務士などの専門家にご確認ください。
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