近年、働き方改革やリモートワークの導入が推奨されている影響で、フリーランス人口が大幅に増加しています。 そんな中、注目されているのが、フリーランスの支援をおこなうフリーランス協会です。 フリーランスをされている方の中には「フリーランス協会ってなんだろう」「入会するメリットは何か」など気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そこで今回は、フリーランス協会に入会するメリットや実際の口コミについて紹介していきます。
💡 この記事でわかること
- フリーランス協会とは
- 無料会員と一般(有料)会員の違い
- 無料会員の特徴
- 一般(有料) 有料会員の特徴
- フリーランス協会に入会するメリット
- 人とのつながりが増え、仕事の幅が広がる
- コワーキングスペースの優待サービスが使える
- 福利厚生が受けられる
- フリーランス特有のリスクに対応できる保険が付帯している
- 会計業務の効率化
- フリーランス協会の入会方法
- 無料アカウントの取得
- 入会の申し込み
- 入会承認・利用開始
- フリーランス協会の評判・口コミ
- 参考|とにかく簡単につながる無料グループチャット「パルケトーク」
- 参考|無料でずっと話せるミーティングアプリ「パルケミート」
- まとめ
フリーランス協会とは
フリーランス協会とは、フリーランスの方や、副業をしている方、パラレルキャリアを目指す方の支援を目的とし、幅広いサービスを提供している団体です。正式名称は「プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会」で、2017年に設立されました。 ライフスタイルやキャリアに合わせて、自由に働き方を選択し、自分自身のキャリアと向き合えるためのインフラづくりと、環境整備を目指して活動に取り組んでいます。
無料会員と一般(有料)会員の違い
フリーランス協会に入会する際は、年会費がかからない「無料会員」と年会費1万円の「一般(有料)会員」から選択できます。 ここでは、フリーランス協会の無料会員と一般会員の違いについて説明していきます。
無料会員の特徴
無料会員の場合、利用できるサービスは下記の通りです。
- フリーランスDB検索
- フリーランスDB掲載
- メールマガジン配信
フリーランスDB(フリーランスデーターベース)とは、企業とフリーランスのマッチングを目的とし、無料で自分のプロフィールの掲載や検索ができるサービスになっています。
一般(有料) 有料会員の特徴
一般会員の年会費は、1万円です。一般会員が利用できるサービスは以下の通りで、無料会員よりも多くのサービスを利用することができます。
- フリーランスDB検索
- フリーランスDB掲載
- メールマガジン配信
- 会員限定の独自優待
- コワーキングスペース優待サービス
- 協会ロゴと一般会員No.使用
- 賠償責任補償(自動付帯)
- 福利厚生サービス「WELBOX」
- 所定補償制度(任意加入)
- Freee(任意加入)
- ジャパンネット銀行営業性個人口座(任意加入)
- ココナラ法律事務所相談(任意加入)
- AIジョブカレFree(任意加入)
- Emilee(任意加入)
賠償責任補償や所得補償制度などのサービスが充実しており、急な怪我やトラブルなどにも対応できて安心なのが一般会員の特徴です。また、全国各地に提携しているコワーキングスペースがあり、都心だけでなく地方のフリーランスも利用しやすいことが強みとなっています。
フリーランス協会に入会するメリット
フリーランス協会に入会するメリット5つを解説していきます
- 人とのつながりが増え、仕事の幅が広がる
- コワーキングスペースの優待サービスが使える
- 福利厚生が受けられる
- フリーランス特有のリスクに対応できる保険が付帯している
- 会計業務の効率化
人とのつながりが増え、仕事の幅が広がる
フリーランス協会に登録すると、フリーランスDBのサービスが利用できます。 フリーランスDBのサービスを利用することで、自分のプロフィールを見た企業から仕事の依頼がもらえるチャンスが増えたり、仕事仲間が欲しいときにプロフィールを閲覧し、連絡をとったりすることもできます。 また、フリーランス協会が開催するイベントやセミナーなどにも参加できるため、同じ目標を持った人と知り合うこともあります。 このように、新たな人とつながる機会が増えるため、活用すれば仕事の幅が広がる可能性もあります。 さらに、協会ロゴと会員ナンバーを名刺に記入でき、クライアントからの信頼アップにもつながることが期待できます。フリーランス協会に登録していれば、万が一のトラブルに対応できる賠償責任補償の被保険者なので、仕事の依頼側も、スムーズに安心して契約を進めることが可能です。
コワーキングスペースの優待サービスが使える
フリーランス協会の一般会員は、提携しているコワーキングスペースの優待サービスを利用することができます。例えば、月極利用ができるコワーキングスペースで、登録手数料や初月利用料が無料になったりするサービスがあります。他にもコワーキングスペースの利用料が毎回割引になるサービスもあります。このようにコワーキングスペースをお得に低価格で利用できるのは大きなメリットだと言えます。また、提携しているコワーキングスペースは都心だけでなく地方にもあるので、地方にお住まいの方や出張で飛び回る方にも便利です。
福利厚生が受けられる
フリーランス協会の一般会員は、福利厚生サービスの「WELBOX」を自分だけでなく、第二親等まで利用することができます。 「WELBOX」は大手企業でも導入している福利厚生サービスで、多種多様なサービスがあります。具体的には以下のようなサービスが利用できます。
- 健康診断や人間ドックが会員価格で利用できる
- 全国3000施設の健康機関ネットワークから自由に選択可能
- スーパー銭湯やマッサージなどのリラクゼーション施設を優待価格で利用できる
- スキルアップに役立つeランニングやスクールが優待価格で利用できる
- 税務や法務、メンタルヘルスなどを専門家に相談できるサービスがある
- 保育施設やベビーシッターの優待など子育て両立支援サービスが受けられる
- 出張の際にも便利旅行関連の優待サービスが受けられる
フリーランス特有のリスクに対応できる保険が付帯している
フリーランス協会の一般会員の場合、賠償責任保険が自動付帯されています。 賠償責任補償とは、仕事の際にクライアントやお客様へ損害を発生させてしまった場合に、代わりに補償してもらえる制度のことです。条件を満たせば、保険会社から損害額がおりるので自己負担額が軽減されます。 賠償責任補償は業務中の対物・対人の事故だけでなく、情報漏えいや著作権侵害、納期遅延などフリーランス特有のリスクに対応しているので、安心して仕事に取り組むことができます。 また、一般会員の場合、賠償責任保険の他に、報酬トラブルの際に弁護士費用を補償する報酬トラブル弁護費用保険「フリーガル」も自動付帯されています。 その他にも任意で所得補償保険への加入も可能です。所得補償保険に加入すると、病気やケガで万が一働けなくなった時の喪失所得を保険金として受け取ることができます。ちなみに会員の場合44%割安で加入できます。
会計業務の効率化
フリーランス協会の一般会員では、フリーランスとして活動する上で必要な報酬や経費などの会計業務に関する支援サービスもおこなわれています。 会計ソフト利用料の割引サービスがあり、会計ソフト「freee」のスタンダードプランを2ヶ月無料で利用することができます。「freee」は簡単に帳簿付けができる確定申告ツールで、会計業務の効率化に役立ちます。
フリーランス協会の入会方法
フリーランス教会への入会方法は以下の手順で行います。
- 無料アカウント取得
- 入会の申し込み
- 審査・決済
- 入会承認・利用開始
無料アカウントの取得
まずは無料アカウントを作成します。トップページにある会員登録ボタンから、無料アカウントの作成に進み、任意のメールアドレスを登録します。無料会員の場合、アカウントを取得するだけで登録が完了します。
入会の申し込み
無料アカウントの作成後、一般会員の入会に進み、申し込みをおこないます。その際、本人確認のため身分証の画像をアップロードします。年会費の支払い方法は、クレジットカード決済または銀行振り込みのどちらかを選択することができます。審査・決済申し込みが完了すると、入会審査がおこなわれます。入会審査完了後、年会費が決済されます。
入会承認・利用開始
入会審査および決済が完了すると、入会承認メールが届き、さまざまなサービスが利用開始となります。
フリーランス協会の評判・口コミ
フリーランス協会の評判と口コミをご紹介していきます。
参考|とにかく簡単につながる無料グループチャット「パルケトーク」
仕事でも、地域のコミュニティ活動でも、ゼミやサークル活動でも大活躍です。
- 完全無料のグループチャット
- グループトークも無制限&履歴の閲覧期限なし
- 招待リンクやQRコードで簡単につながる
- 便利な「タスク機能」を使って効率的なコラボレーション
- ChatGPT APIを活用した「チャットAI機能(β版)」でコミュニケーションを活性化
参考|無料でずっと話せるミーティングアプリ「パルケミート」
パルケミートはログイン不要ですぐに始められるシンプルなウェブ会議ツールです。 ぜひ一度体験してみてください。
- 無料で時間制限がないウェブ会議
- アカウントもアプリダウンロードも不要
- 会話の「文字起こし」を会議後に振り返り
- ChatGPT APIを活用した「チャットAI機能(β版)」で議論を活性化
まとめ
ここまで、無料会員と一般(有料)会員との違いから入会するメリット、入会方法、口コミまで解説してきました。 フリーランスの場合、トラブルが起きてしまっても会社のように守ってはもらえません。 補償面などで不安を抱えている方やトラブルに備えたい方は、フリーランス教会への加入を検討してみましょう。
おすすめ記事
©️ Parque.Inc