2022年の公開以降、各業界で話題となっている「ChatGPT(チャットジーピーティー)」。近い将来、Googleにとって代わる新しい検索エンジンになると予想・期待する人もいる次世代AIです。 そこで本記事では、その高度な技術から瞬く間に注目を集め、日本でも注目を集めているChatGPTをいろいろな観点からわかりやすく解説していきます。
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💡 この記事でわかること
- 1. Chat(チャット)GPTとは?
- 2. ChatGPTそれぞれのモデル比較
- 2.1 ChatGPT-3.5(無料版)
- 2.2 ChatGPT-4.0(有料版)
- 2.3 アレクサやSiriとの違い
- 2.4 ChatGPTでできること
- 3. ChatGPTが回答をする仕組みとは?
- 4. ChatGPT(3.5)の使い方
- 4.1 公式サイトから活用
- 4.2 無料チャットアプリ「パルケトーク」、無料ミーティングアプリ「パルケミート」から活用
- 参考|とにかく簡単につながる無料グループチャット「パルケトーク」
- 参考|無料でずっと話せるミーティングアプリ「パルケミート」
- 5. ChatGPTの注意点
- まとめ
1. Chat(チャット)GPTとは?
ChatGPT とは、米国のOpenAIが開発したGPT-3という大規模な言語モデルを組み込んだチャットアプリケーションです。 まるで人と会話をするように、チャット形式で自然な会話をすることができ、人間のフィードバックをもとに知能を強化することができるため、日々進化していると言えます。
※2023年10月31日現在は、無料でChatGPT3.5を利用することができます。
2. ChatGPTそれぞれのモデル比較
2.1 ChatGPT-3.5(無料版)
ChatGPT-3.5は、AI言語モデルであり人間のようなテキストを理解して生成することができます。ChatGPT3.5 は、チャットボット、コンテンツ生成、さらにはコーディング支援など、さまざまなアプリケーションで使用されています。
無料で次のように使うことができます。
ただし、その優れた機能にもかかわらず、ChatGPT-3.5 には、無関係または不正確な情報を生成したり、コンテキストの理解に苦労したりするなど、いくつかの制限があるというところがポイントです。
今(2024年2月時点)現在で無料で使える機能はChatGPT-3.5となっています。
2.2 ChatGPT-4.0(有料版)
ChatGPT-4.0は、ChatGPT-3.5 によって設定された基盤の上に構築され、強化されたパフォーマンスと新機能を提供しています。より広範なトレーニング データセットと改善されたアーキテクチャにより、ChatGPT-4.0はより優れたコンテキスト理解を誇り、より正確な応答を生成することができるようになりました。さらに、ChatGPT-4.0 は創造性の向上を実証し、より多くの微調整オプションを提供するため、ユーザーは特定のニーズに応じて AI をカスタマイズできます。これらの改善にもかかわらず、ChatGPT-4.0はまだ不完全な出力を生成したり、ChatGPT-3.5 と比較してより多くの計算能力を必要とする場合があります。
- ChatGPT-4.0は日本語にも対応している
- ChatGPT-4.0を使うには有料契約が必要
- アップロードファイルのデータ分析や加工もできるようになった
- ChatGPT-3.5と同機能をより高機能で使用することができる
- ChatGPT4.0は日本語にも対応している
GPT-4は、日本語の質問に日本語で回答してくれます。一方で、公式サイト・ログイン画面・管理画面などは日本語には対応してません。つまり、ChatGPTのほとんどの画面が英語表記になっています。
それらを日本語表記する設定はありませんので、英語が苦手な方は自動翻訳ツールを使う必要があります。WebブラウザのGoogleChromeには、Google翻訳の拡張機能があります。こちらを設定するとページ全体を日本語に翻訳してくれますので、とても便利です。
- ChatGPT4.0を使うには有料契約が必要(2024年2月現在)
2024年2月現在、有料版で提供されているChatGPTでは、GPT-3.5とGPT-4の2つの言語モデルを利用できます。料金はChatGPT Plusの契約をする必要があり、料金は月に20米ドルです。日本円にすると¥2,950円ほどとなります。
ただ、ChatGPT Plusを契約すれば、モデルGPT-4.0の利用だけでなく、プラグイン等の最新機能へアクセスすることができ、サーバー混雑時でも優先的にChatGPTを利用できるといった恩恵を受けることができます。
- アップロードファイルのデータ分析や加工もできるようになった
新たに追加された新機能、Code Interpreteという機能を使えば、データ分析やグラフ作成、Pythonコードの編集といった機能を利用することができます。
また、プロンプトはテキストだけでなく、画像やCSVデータ、Excel、動画・音楽などもアップロードできるため、CSVデータを元にグラフを作成したり、仮説や予想を立てたりするなど、より高度な処理が可能になりました。
なお、現在のCode Interpreteは試用版のため、今後さらなる改良や機能追加がされる可能性があります。
- ChatGPT-3.5と同機能をより高機能で使用することができる
- 記憶力
- ChatGPT-4は3.5と比べて記憶力が大幅にアップしました。ChatGPT-3.5では約8,000語または4,096トークンだったものが、ChatGPT-4では64,000語以上または32,768トークンとなっています。
- プラグインによる機能拡張
- ChatGPT-4のプラグインは、ChatGPT4のデフォルトモデルに含まれていない機能を拡張するものです。ブログシステムのWordPressでもプラグインが存在しますが、同じように新たな機能を追加するものになります。
- 入力可能文字数の増加
- GPT-3.5(無料版)で入力することができる最大文字数は約2,500字ですが、GPT-4.0ではなんとその10倍である約25,000字を入力することができます。
まだまだ進化している点はたくさんありますが、参考までに挙げましたのでご活用ください。
2.3 アレクサやSiriとの違い
人工知能やAIと聞くと、すでに日本でも馴染みのあるAmazonの「アレクサ」やAppleの「Siri」をイメージする人が多いのではないでしょうか。どちらも人工知能ではありますが、アレクサとSiriは音声対話となり、ChatGPTはテキスト対話となる点に違いがあります。 また、アレクサやSiriよりもユーザーのフィードバックから、自身の間違いを認識したり、人の気持ちになった回答をするなど、抽象的、感情的な対話が実現します。
2.4 ChatGPTでできること
ChatGPTは、ユーザーが入力した自然言語を理解して、それに応じた回答をしてくれます。実際にTwitterでは、さまざまなChatGPTの活用方法が話題となっていましたので、その一部をご紹介します。
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3. ChatGPTが回答をする仕組みとは?
ChatGPTの仕組みは「ラージ・ランゲージ・モデル」と呼ばれるアルゴリズムです。このアルゴリズムに大量のテキストデータを覚えさせることで、まるで人が書いたような文章を生み出すことができる自然言語処理ツールとなっています。
4. ChatGPT(3.5)の使い方
ChatGPTが発表されてからさまざまなツールで連携され、活用することができるようになりました。
4.1 公式サイトから活用
ChatGPTを公式サイトから利用するには、OpenAIのアカウントが必要です。 ここからはChatGPTを利用するためのOpenAIアカウント開設方法についてご紹介します。
- ログインページにアクセスし、[Sign up]ボタンをクリック
- アカウントを作成すると無料で利用することができます
- メールアドレスとパスワードを入力します
- Googleアカウント、Microsoftアカウントを利用することもできます
- 入力したメールアドレスへすぐにOpenAIよりメールが届きます
- 緑の承認ボタンをクリックし、手順に沿って設定を続けていきます
- 名前、電話番号を入力すると送られてくる6桁の認証コードを入力します
- これでアカウント開設が完了です
- 実際に質問してみた例がこちらです
- 日本語で質問をすれば日本語で回答をしてくれるため、特に設定をする必要はありません
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4.2 無料チャットアプリ「パルケトーク」、無料ミーティングアプリ「パルケミート」から活用
2023年1月に無料チャットアプリ「パルケトーク」、無料ミーティングアプリ「パルケミート」にChatGPTを活用した「チャットAI機能(β版)」が追加されました。これにより、パルケトーク、パルケミートから、ChatGPTも無料で活用することができます。他のトークメンバーとやりとりをするように手軽にChatGPTと会話を開始でき、過去のトークも見返しやすいのも特徴です。ビジネスでもプライベートでも使えるチャットツールの「パルケトーク」の導入をぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
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仕事でも、地域のコミュニティ活動でも、ゼミやサークル活動でも大活躍です。
- 完全無料のグループチャット
- グループトークも無制限&履歴の閲覧期限なし
- 招待リンクやQRコードで簡単につながる
- 便利な「タスク機能」を使って効率的なコラボレーション
- ChatGPT APIを活用した「チャットAI機能(β版)」でコミュニケーションを活性化
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パルケミートはログイン不要ですぐに始められるシンプルなウェブ会議ツールです。 ぜひ一度体験してみてください。
- 無料で時間制限がないウェブ会議
- アカウントもアプリダウンロードも不要
- 会話の「文字起こし」を会議後に振り返り
- ChatGPT APIを活用した「チャットAI機能(β版)」で議論を活性化
5. ChatGPTの注意点
ChatGPTは対話をすることで進化をしていきますが、質問に対する回答は完璧ではありません。使い方によってはビジネスや業務レベルには達していないと考える人も少なくないようです。 また、ChatGPTは現在テスト版のため無料で使用できますが、すでにOpenAIは実用レベルによって有料化も考えていることを示唆しています。今後も継続して気軽に導入できるものかどうかは、まだわからない点もあるため注意しておくといいでしょう。
- 質問に対する回答は完璧ではないため、ビジネスや業務での活用では確認が必須
- 現在は無料だが、有料化の動きもある
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まとめ
以上、ChatGPTについてご紹介してきました。ChatGPTはOpenAIが開発した、大規模な言語モデルを組み込んだチャットアプリケーションで、使い方によってはロジカルで頼もしい相棒になるでしょう。 とはいえ、すべてが正しい回答かというとまだまだ完璧なツールではないため、そのあたりも踏まえながら、ChatGPTをうまく活用していきましょう。
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