いまや様々な用途で活用されているWeb会議。Zoom、Microsoft Teams、Google Meet、Skypeなど加え、無料・時間無制限のパルケミートなど、様々な特徴のあるツールが数多く登場しています。
一方で、「録画・録音機能」については、無料プランでは使えない・制限があることが多く、議事録代わりにWeb会議を録画・録音したいけど、「契約しているプランでは録画機能が使えない」「でも録画機能を使うためにプランアップするほどでもない」など不便さを感じている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、Macに標準機能として備わっている録画機能「QuickTime Player」(クイックタイムプレイヤー)を解説します。
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💡 この記事でわかること
- 1.Mac標準搭載「QuickTime Player(クイックタイムプレイヤー)」とは
- 2.QuickTime Playerの使い方
- 2.1 QuickTime Playerを起動する
- 2.2 録画範囲を設定する
- 2.3 マイクの設定を確認する
- 2.4 録画を開始する・終了する
- 3.QuickTime Playerの注意点
- 音声はスピーカーからマイクで拾う
- ストレージの容量に注意が必要
- 4.QuickTime Playerの画面収録で音声入らない!?原因と対処法
- QuickTime Playerの画面録画で音声が収録されない原因
- QuickTime Playerの画面録画で音が入らないときの対処法
- 対処法1. マイク設定を確認する
- 対処法2. サウンド入力設定を確認する
- 対処法3. QuickTime Playerを更新する
- 5.録画・録音するときのマナー
- 必ず参加者全員の了解をもらう
- 録画・録音データの取り扱いに注意する
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- まとめ
1.Mac標準搭載「QuickTime Player(クイックタイムプレイヤー)」とは
QuickTime Playerは、Macに標準搭載されている画面録画ツールです。Windowsのパソコンを利用している方でもiTunesをダウンロードすれば無料で利用することができます。 動画の再生や撮影だけでなく、画面録画や録音ができるため「有料ソフトやツールを使用せず、簡単にパソコンの画面録画をしたい!」「Web会議中にいますぐ画面録画をしたい!」ときなどに、大変便利なツールです。
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2.QuickTime Playerの使い方
2.1 QuickTime Playerを起動する
QuickTime Playerを起動し、メニューの[ファイル]から[新規画面収録]を選びクリックします。
2.2 録画範囲を設定する
[新規画面収録]をクリックすると、画面の下段に録画範囲を選択できるボタンが表示されますので、[画面全体を収録]または[選択部分を収録]から選択します。
2.3 マイクの設定を確認する
[オプション]をクリックして、マイクの設定がされていることを確認します。[なし]が選択されていると、音声の録音ができませんので注意してください。
2.4 録画を開始する・終了する
[収録]をクリックすると録画が開始されます。
ツールバーに表示されている[停止ボタン]をクリックすると録画が終了します。
録画が終了すると、録画データが指定の場所に保存されます。
3.QuickTime Playerの注意点
標準機能として搭載され、録画・録音ができるという点で、QuickTime Playerは非常に簡単で便利なツールだということがお分かりいただけたと思います。一方で、QuickTime Playerには注意点もありますので見ていきましょう。
音声はスピーカーからマイクで拾う
音声入力は、「なし」か「内臓マイク」しかなく、Macのスピーカーから出ているものを、Macの内蔵マイクで拾うため周りの環境音も録音します。気になる方は、別のソフトの導入を検討してみてください。
ストレージの容量に注意が必要
録画したデータは非常に大容量のファイルとなりますので、きちんと管理しなければ不便が生じてしまいます。データの保存先に気をつけたり、必要なもの以外は削除や移動をするなどして、ストレージが圧迫されないように注意しましょう。
4.QuickTime Playerの画面収録で音声入らない!?原因と対処法
QuickTime Playerの画面録画で音声が収録されない原因
QuickTime Playerの使い方を紹介しましたが、実際に使ってみたら音声が入らない!という方も中にはいらっしゃると思います。
QuickTime画面収録で音が入らないというエラーはさまざまな問題によって引き起こされる可能性があり、原因を1つに特定することはできませんが、一般的な理由をいくつかご紹介します。
- QuickTime Playerの設定で、内蔵マイクがオーディオ入力デバイスとして選択されていません。
- 入力音量が小さすぎるか、スピーカーの音量が小さすぎてマイクが拾わません。
- QuickTime Playerのバージョンが古いため、Macとの互換性の問題が発生します。
- Macでは、QuickTimeにマイクへのアクセスを許可していません。
上記の一般的な原因だった場合の対処法を紹介します!
QuickTime Playerの画面録画で音が入らないときの対処法
ここでは3つの対処法を紹介します。
- 対処法1.マイク設定を確認する
- 対処法2.サウンド入力設定を確認する
- 対処法3.QuickTime Playerを更新する
対処法1. マイク設定を確認する
QuickTime Playerを使ってMacの画面を音声付きで録画するには、このアプリケーションにMacの内蔵マイクへのアクセスを許可する必要があります。それを確認する手順は次のとおりです。
- Appleロゴをクリックし、「システム環境設定」>「セキュリティとプライバシー」>「プライバシー」の順に移動
- 左側の「マイク」を選択すると、マイクへのアクセスが許可されたアプリはすべて表示され、QuickTime Playerが許可されていない場合は、そのチェック ボックスにチェックを入れる
対処法2. サウンド入力設定を確認する
QuickTimeにマイクへのアクセスを許可しているのに音声が入らない場合は、次の手順に従ってサウンド入力設定を確認します。
- Appleロゴをクリックして、「システム環境設定」オプションを選択
- 「サウンド」>「入力」を選択
- Macの内蔵マイクを選択し、入力音量を大きくする
対処法3. QuickTime Playerを更新する
古いバージョンのQuickTime Playerではエラーが発生する可能性がありますので、Quicktimeを更新すると、画面録画で音声が録音されない問題が解決するかもしれません。
- QuickTime Playerを開き、「QuickTime Player」>「既存のソフトウェアを更新」をクリック
- 利用可能な更新があれば、画面上の指示に従ってソフトウェアのインストールを完了
まだまだ解決方法はあるかもしれませんが、まずはここから試すことが効率的でしょう。ぜひQuickTime Playerの画面録画で音声が収録されないでお困りの方は試してみてください!
5.録画・録音するときのマナー
ここまで、「QuickTime Player」を使ったWeb会議の録画・録音方法について解説してきましたが、最後に録画・録音する際のマナーについてご紹介します。マナーを守らず録音・録画してしまった結果、予期せぬトラブルになってしまうケースもありますので、押さえておきましょう。
必ず参加者全員の了解をもらう
たとえ、自分自身や社内での振り返り用だったとしても、参加者の画像や音声を記録する以上、必ず事前に了解をもらうようにしましょう。何の断りもなく録画・録音した結果、相手の信頼を失ってしまうケースも少なくありません。 会議の内容によっては、録画・録音されていると、本音を話しづらいことも考えられますので、そもそも録画・録音することが、本当に必要なのか検討することも大切です。
録画・録音データの取り扱いに注意する
事前に了解をもらう際に、何に使うのかしっかりと伝えるようにしましょう。用途によりOK・NGが分かれるケースもあります。当たり前ですが、事前に伝えた用途以外での使用は厳禁です。 また、どのくらいの期間、保存する予定かについても、事前に伝えられるとより親切と言えます。
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まとめ
今回は、Macのパソコンに標準搭載されているQuickTime Playerを利用してWeb会議を録画・録音する方法について紹介しました。 Web会議システムを利用したミーティングや商談の際も、マナーを守って使えば、とても便利なツールと言えそうです。議事録作成や参加できなかったメンバーへの情報共有も簡単になり、業務効率化につながります。Web会議の録画・録音でお困りの方は、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。
🏠 楽しく働くを語るラボ ➡ ハウツー ➡ 【Mac】QuickTime PlayerでWeb会議を無料で録画・録音する方法!使い方を図解で解説!
PR会社にて大手~ベンチャー企業のPR支援を経験。テレビ、新聞、雑誌、ウェブなど様々な媒体の方と関わる。出産を機に、ライフワークバランスが実現する充実した働き方を模索し、2021年7月に株式会社パルケに参画。現在は広報として従事。
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