今回、ご紹介するSloosは汎用的なマイク1台で最大10名までの話者を識別し、 発言内容をリアルタイムで文字起こししてくれるサービスで、ZoomやMicrosoft Teamsといったウェブ会議と併用することもできます。 2023年8月時点では無償提供中です。
- 文字起こしサービスを導入したことがないので心配である
- どのような機能があるのかよく分かっていない
- ユーザーのクチコミ・評判(良いポイントや改善ポイント)も参考にしたい
この記事ではSloosの機能、クチコミ・評判、料金を幅広くご紹介します。 最後までお読みいただくと、Sloosが自分たちに本当にフィットするのか分かるようになります。
💡 この記事でわかること
- 1. 文字起こしツール「Sloos(スルース)」とは
- 1.1 マイク1台で話者を最大10名まで識別できる
- 1.2 高い音声認識精度(2021年3月に42%以上改善)
- 1.3 サービス拡大のため無償提供中
- 2. Sloos(スルース)の使い方
- 2.1 アカウントを登録する
- 2.2 ルームを作成する
- 2.3 音声登録をおこなう
- 3. Sloos(スルース)の主な機能
- 4. Sloos(スルース)のクチコミ・評判
- 5. Sloos(スルース)の料金
- 6. Sloos(スルース)の注意点
- 7. 文字起こしもできるウェブ会議ツール「パルケミート」
- 参考|とにかく簡単につながる無料グループチャット「パルケトーク」
- 参考|無料でずっと話せるミーティングアプリ「パルケミート」
- 8. まとめ
1. 文字起こしツール「Sloos(スルース)」とは
SloosはAIが自動で議事メモを作成してくれる文字起こしサービスで、試用含めて700社以上で利用されています。 2020年12月には三谷産業が主催する「MITANI Business Contest(三谷ビジネスコンテスト)」で北陸銀行賞およびダイワボウ情報システム賞を受賞しました。
1.1 マイク1台で話者を最大10名まで識別できる
10秒程度の音声を登録するだけで、汎用的なマイク1台で最大10名までの話者を識別し、発言内容をリアルタイムで文字起こししてくれます。 また、発言者の特定ができるだけでなく、話者毎の個別辞書を発言者に合わせてリアルタイムに変更することで文字起こし(音声認識)の精度を高めることができます。
1.2 高い音声認識精度(2021年3月に42%以上改善)
音声認識オプションのシステム強化を実施し、標準の音声認識と比較し、認識精度を42%以上改善することに成功したとの発表がされています。ノイズが多い環境でも従来より認識率が向上したとのことです。
1.3 サービス拡大のため無償提供中
2023年7月時点では、Sloosはサービス拡大のため無償提供中です。時間も無制限で利用することができます。
2. Sloos(スルース)の使い方
2.1 アカウントを登録する
Sloosを使うにあたってまずは、アカウント登録をおこなうことが求められます。 ホームページ上でフォームにメールアドレスを入力すると確認コードがメール送信されます。確認コードと任意のパスワードや氏名などを入力するとサービスを開始できます。
2.2 ルームを作成する
マイページ上でルーム作成ボタンを押すと、24時間利用可能なルームIDが発行されます。ホストとゲストの全員がイヤフォンマイクを利用してそれぞれでSloosにアクセスする場合は、ルームIDのURLを参加者に共有して利用します。
参照|Sloosヘルプページ
2.3 音声登録をおこなう
Sloosには、声から発言者を特定する話者認識が搭載されています。最初に音声登録をすることで参加者の声が登録され、発言者名を表示しながら書き起こしがされるようになります。 なお、音声登録は「静かな場所で」「マイクに接近しすぎず」おこなうよう案内されています。
参照|Sloosヘルプページ
3. Sloos(スルース)の主な機能
Sloosは主に次の機能が利用できます。
- 発言者を特定するための音声登録機能(最大10名までの登録を推奨)
- 議事録作成機能
- 議事録の自動ダウンロード機能 など
Sloosは完全セルフサポート形式で、基本的な質問や疑問点についてはヘルプページが用意されています。セキュリティについての記載もありますので、気になる方は確認するとよいでしょう。
なお、Sloosではウェブ会議機能は提供していないので別途選定して契約する必要があります。
- 発言者を特定するための音声登録機能(最大10名までの登録を推奨)
Sloosの最大の特徴は、音声マイク1台で最大10人の話者を識別できる点であると言えます。
とても簡単な音声の登録を行うだけで、発言者の特定が可能になります。
また、書き起こし開始後でも、話者の登録が可能な点がとても便利です。音声を登録していないスピーカーも「Unknown」と表示された上で音声の文字起こしが行われます。
- 議事録作成機能
リアルタイムでの音声の文字起こしだけでなく、同時にテキストの編集も可能です。
4. Sloos(スルース)のクチコミ・評判
それでは、Sloosのユーザーのクチコミ・評判をご紹介します。 個人的に商品やサービスを購入する際にはさまざまなクチコミサイトで評判を確認することが一般的ですが、文字起こしサービスを導入する際にも第三者の意見は非常に参考になります。
5. Sloos(スルース)の料金
2023年8月時点では、サービス拡大のため、無償提供されています。
6. Sloos(スルース)の注意点
これまで見てきたとおり、Sloosは話者識別に強みを持つ文字起こしサービスですが、以下の点は押さえておきましょう。
- ウェブ会議機能は提供していないので別途選定して契約する必要がある
- 無償提供終了後に、有料プランへの切り替えが必要となる可能性がある
7. 文字起こしもできるウェブ会議ツール「パルケミート」
Sloosは無料で文字起こしができる魅力的なツールですがウェブ会議ツールではないのでウェブ会議ツールを別途用意する必要がありました。そこで紹介したいのが「パルケミート」です。パルケミートは誰でも簡単に使えるウェブ会議ツールです。ログイン不要で誰でもすぐに始められ、「文字起こし」を含め全ての機能を無料で使うことができます。ミーティングの立ち上げから、文字起こしを用いた議事録の振り返りまでをひとつのツールで行えます。文字起こしのできるウェブ会議ツールをお探しの方はぜひパルケミートの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
参考|とにかく簡単につながる無料グループチャット「パルケトーク」
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参考|無料でずっと話せるミーティングアプリ「パルケミート」
パルケミートはログイン不要ですぐに始められるシンプルなウェブ会議ツールです。 ぜひ一度体験してみてください。
- 無料で時間制限がないウェブ会議
- アカウントもアプリダウンロードも不要
- 会話の「文字起こし」を会議後に振り返り
- ChatGPT APIを活用した「チャットAI機能(β版)」で議論を活性化
8. まとめ
以上、Sloosについてご紹介してきました。 Sloosは「話者認識」を特徴とした文字起こしツールのため、1対1のインタビューなどよりも3人以上が参加するウェブ会議などで議事録を作成するために、手作業で文字起こしをしている企業におすすめです。
無償提供中のため、今後の料金体系などは気になりますが、まずは認識精度や操作性を確認するなどSloosが自分たちの業務にフィットするのか他のメンバーと試してみてはいかがでしょうか。
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