見込み客や既存顧客に対してメールや電話、ウェブ会議ツールなどを使って非対面で営業をする「インサイドセールス」。新規顧客の獲得や販路開拓の拡大を見据え、インサイドセールスへの注目が高まっています。自社の業務効率化のために、インサイドセールスの代行を検討している方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、インサイドセールス代行会社のおすすめ6選をご紹介します。
- インサイドセールスに興味はあるけれど、立ち上げのためのリソースやノウハウがない
- インサイドセールス代行の導入について、メリットや注意点を知りたい
- インサイドセールス代行会社のおすすめを知りたい
といった方は、ぜひ最後までお読みください。
💡 この記事でわかること
- 1. インサイドセールス代行会社とは
- 2. インサイドセールス代行を依頼するメリット
- 2.1 営業活動を効率化できる
- 2.2 人件費を抑えられる
- 2.3 設備投資にかかるコストを削減できる
- 3. インサイドセールス代行会社を選定するときの注意点
- 3.1 代行会社のサービス内容を把握しておく
- 3.2 料金体系を確認しておく
- 3.3 情報管理を徹底する
- 4. インサイドセールス代行会社6選
- 4.1 インサイドセールスとオペレーションを両面からサポートする「アテナ」
- 4.2 あらゆる業種に対応できる「Sakura outsourcing(サクラ アウトソーシング)」
- 4.3 営業力の高さが強み「セイヤク」
- 4.4 課題に沿ってサービスを提供「BALES(ベイルズ)」
- 4.5 新規顧客の発掘に活用できる「SORAプロジェクト」
- 4.6 幅広い業務をサポート「CEREBRIX(セレブリックス)」
- まとめ
1. インサイドセールス代行会社とは
はじめにインサイドセールス代行会社について解説します。 インサイドセールス代行会社とは、メールや電話、ウェブ会議システムを使っておこなう内勤営業を代行する会社のことです。見込み顧客のリストアップやアプローチ、ヒアリング、面談のアポ取りなどを請け負ってくれるため、営業にかかる時間を大幅に短縮できます。 コロナ禍以降、非対面型の営業が主流になりましたが、メールや電話を使った営業は対面型とは異なるスキルが求められます。非対面型営業のプロに業務を依頼することで、自社の社員を教育するよりもスムーズに対応でき、設備投資のコストを抑えることができます。
2. インサイドセールス代行を依頼するメリット
次に、インサイドセールス代行を依頼するメリットについて解説します。
- 営業活動を効率化できる
- 人手不足を解消できる
- 設備投資にかかるコストを削減できる
2.1 営業活動を効率化できる
インサイドセールス代行を依頼し、アポ取りまでの段取りを進めてもらうことで、営業にかかる時間や手間を抑えられます。商品やサービスの契約をしてもらえそうな見込み顧客を探して商談まで持って行くには、次のステップを踏む必要があります。
- step1|見込み客のリストアップ
- step2|見込み客の育成
- step3|アポ取り
見込み客のリストを作り、メールや電話、セミナーで自社の魅力や商品・サービスについて知ってもらい、アポを取り付けるまでを代行してもらえれば、商談の準備に注力できます。また、インサイドセールスで自社の商品やサービスに興味を持ってもらい、顧客のニーズを聞き出してプレゼンをおこなうことで成約率アップも期待できます。
2.2 人件費を抑えられる
インサイドセールス代行会社を利用すれば、自社で新たに人を雇うよりも人件費を削減できます。営業活動には必ず人の手が必要ですが、インサイドセールスのために人員を増やすとなるとその分人件費がかかってしまいます。 そこでインサイドセールスを外注すれば、社員を増やすよりも低コストですむうえ、プロに業務を任せられるため、教育にかかるコストや手間を省けるのもメリットです。
2.3 設備投資にかかるコストを削減できる
インサイドセールスを強化するための設備投資が不要となり、コストを抑えられます。インサイドセールスでは電話やウェブ会議システムを使うため、自社で用意するとなると初期費用がかかってしまいます。 しかし、インサイドセールス代行会社では業務で必要な機材やシステムがすでにそろっているケースも多く、導入費用や維持費の削減できます。
3. インサイドセールス代行会社を選定するときの注意点
続いて、インサイドセールス代行会社を選ぶときに気を付けるべきポイントについて解説します。 インサイドセールス代行会社を選定するときの注意点は次の通りです。
- 代行会社のサービス内容を把握しておく
- 料金体系を確認しておく
- 情報管理を徹底する
3.1 代行会社のサービス内容を把握しておく
インサイドセールス代行会社に業務を依頼する際は、その会社のサービス内容について調べておきましょう。 インサイドセールス代行会社は主に次の3種類に分類されます。
- アポ獲得注力型
- 商談のアポイントメントを取ることに特化
- クロージング型
- アポイント獲得から商談までを請け負う
- 既存アップセル型
- 既存の顧客に対してオプションやアップグレードを訴求
以上を踏まえ、代行を依頼する目的をはっきりさせておき、適した代行会社を選びましょう。
3.2 料金体系を確認しておく
インサイドセールスの代行を依頼する際は、料金体系も確認しておきましょう。
- 初期費用はかかるのか
- 成果報酬型または固定報酬型か
- 月額の固定費用はかかるか
- 最低利用期間は設定されているか
- オプションやカスタマイズ料金
インサイドセールス代行会社の料金体系を把握しておき、費用対効果も考慮したうえで導入するかどうか検討してみてください。
3.3 情報管理を徹底する
インサイドセールス代行会社に依頼する場合は、情報漏洩が起きないよう十分注意しましょう。インサイドセールスでは顧客情報も取り扱うため、万が一情報が洩れてしまった場合、自社の信用を損ねる事態になりかねません。業務を依頼する際はどこまで情報を共有するかをはっきりさせておき、閲覧権限を設定するなど情報管理に注意を払いましょう。
4. インサイドセールス代行会社6選
ここからはおすすめのインサイドセールス代行会社を6社紹介します。
- アテナ
- Sakura outsourcing(サクラ アウトソーシング)
- セイヤク
- BALES(ベイルズ)
- SORAプロジェクト
- CEREBRIX(セレブリックス)
それぞれの会社の特徴についてお伝えしますので、インサイドセールス代行会社を選定する際に参考にしてみてください。
4.1 インサイドセールスとオペレーションを両面からサポートする「アテナ」
- 17年間のノウハウと25万人の登録者
- インサイドセールスだけでなく、営業事務などのオペレーションのアウトソーシングも可能
- システム構築・教育費といった初期費用がかからない
アテナは、セールスとオペレーションを変革するアウトソーシングカンパニーをコンセプトにサービスを提供しています。リクルート・タイミー・Ubieなどの成長企業や大手企業での導入実績も豊富です。 17年間の実績から培ったノウハウと、全国で25万人を超える登録者から、導入企業のニーズにあった体制構築や人材アサインに定評があります。また、システム構築・教育費といった初期費用がかからないことや、営業活動に欠かせない独自の顧客リストを150万社以上有していることも大きな魅力です。
4.2 あらゆる業種に対応できる「Sakura outsourcing(サクラ アウトソーシング)」
- 1500社以上の導入実績
- それぞれの企業の状況に合わせて対応
- インサイドセールスのデータ蓄積ができる
Sakura outsourcingは、アースリンクが運営しているインサイドセールス代行会社です。これまで1500社以上の導入実績があり、IT業界のほか住宅設備の卸売業や製造業でも利用されています。エレコム・シーバイエス・日本コンピュータコンサルタントなどでの導入事例が紹介されています。「見込み顧客が獲得できていない」「インサイドセールスに力を入れたいけれど、何から手を着ければいいのかわからない」といった企業が抱える悩みに対して柔軟に対応してくれます。 インサイドセールスで収集した内容の集計・分析もおこなうため、企業の担当者へ業務を引き継ぐときにもスムーズに移行できます。
4.3 営業力の高さが強み「セイヤク」
- 独自の研修を受けた正社員を配置
- 専門チームが対応
- 全国で対応可能
セイヤクはウィルオブ・ワークが運営しているインサイドセールス代行会社です。成長企業から大手企業まで幅広い規模の企業での導入実績が豊富です。 独自の研修を受講した正社員を固定配置するため、営業力のあるスタッフがしっかりサポートしてくれます。また、企業ごとに専門チームを結成し、プロジェクトマネージャーが指示を出して営業実績向上を目指します。全国に50以上の拠点を持っており、人材の供給を得意としているため、人材不足に悩んでいる企業にもおすすめです。
4.4 課題に沿ってサービスを提供「BALES(ベイルズ)」
- それぞれの企業の課題を解決するサービスの提供
- インサイドセールスのトレンドや課題を情報収集
- 使いやすい営業DXツール
BALESはスマートキャンプが運営しているインサイドセールス代行会社です。ソニーネットワークコミュニケーションズ・ソリトンシステムズ・DMM.comなどでの導入事例が紹介されています。 「商談までの営業活動を効率化したい」「採用活動が難航している」など、企業が抱える課題を解決するサポートをしてくれます。また、インサイドセールス業界レポートを毎年発行しており、最新の非対面型の営業方法や、企業が陥りやすい課題などがわかります。 メール配信や電話応対を効率化できる営業DXツールも提供しており、シンプルで簡単に操作ができるため現場に定着しやすいのもポイントです。
4.5 新規顧客の発掘に活用できる「SORAプロジェクト」
- 800万社の独自の法人データベースを持つ
- メール・電話・Web会議システムを使ったインサイドセールスが得意
- 経験豊富なベテランスタッフが多数在籍
SORAプロジェクトはsoraプロジェクトが運営しているインサイドセールス代行会社です。人事系ソフト販売会社や旅行エージェント、OA機器通信販売業社などでの導入実績があります。 130万コールをして得た800万社分の法人データベースを活かし、見込み顧客の継続的な獲得をサポートします。長期的な利益拡大を目指し、メール、電話、Web会議システムを使って見込み客の育成を行います。長年インサイドセールスに携わっているベテランスタッフも多く、営業のやり方について相談できる環境が整っているのもポイントです。
4.6 幅広い業務をサポート「CEREBRIX(セレブリックス)」
- 24年間で1200社以上のサービス実績
- 見込み顧客の獲得から受注まで代行
- 新事業の立ち上げもサポート
CEREBRIXはセレブリックスが運営しているインサイドセールス代行会社です。SmartHR、ラクス、博報堂などで導入実績があります。 24年間で1200社以上にサービスを提供してきた実績を活かし、効果的な新規開拓方法を提案してくれます。見込み顧客の獲得から営業戦略の設計、現場で実行するまでを全面的にサポート。見込み顧客と企業との接点を見つけて商談までのスピードを速め、受注できるまでに必要な営業活動を支援します。新事業を立ち上げるときはこれまでの成功パターンを参考にし、早期の立ち上げに貢献してくれます。
まとめ
今回はインサイドセールス代行会社のおすすめ6選を紹介しました。 インサイドセールスを効率化し、商談の成約率の向上に力を入れていきたいという方は、ぜひインサイドセールスの代行を検討してみてください。自社で抱えている問題を解決できる代行会社を選び、営業力を高めていきましょう。
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