コロナ禍以降、リモートで営業をする機会が増えたことで「進捗状況の確認がしづらい」「情報の共有をするのに手間がかかる」と感じる方も多いのではないでしょうか。そんな方々におすすめなのがリモートでの営業活動をサポートしてくれるリモートセールス支援ツールの導入です。 そこで今回は、リモートセールス支援ツールのおすすめ5選をご紹介します。
- リモートセールス支援ツールに興味はあるけれど、立ち上げのためのリソースやノウハウがない
- リモートセールス支援ツールの導入について、メリットや注意点を知りたい
- リモートセールス支援ツールのおすすめを知りたい
といった方は、ぜひ最後までお読みください。
💡 この記事でわかること
- 1. リモートセールス支援ツールとは
- 2. リモートセールス支援ツールを導入するメリット
- 2.1 営業活動が効率化できる
- 2.2 進捗状況の把握やデータ共有をスムーズにおこなえる
- 2.3 顧客データの蓄積・分析に役立つ
- 3. リモートセールス支援ツールを選定するときの注意点
- 3.1 自社の目的に合っているか確かめておく
- 3.2 利用料金をチェックする
- 3.3 使いやすいツールを選ぶ
- 4. リモートセールス支援ツール5選
- 4.1 世界で最も使われている営業支援ツール「Sales Cloud(セールスクラウド)」
- 4.2 サポートが手厚い「eセールスマネージャー Remix(イーセールスマネージャーリミックス)」
- 4.3 あらゆる部署で活用できる「kintone(キントーン)」
- 4.4 新規開拓営業の効率性をアップできる「GeAIne(ジーン)」
- 4.5 案件ごとのメンバーの営業活動を把握しやすい「Senses(センシーズ)」
- まとめ
1. リモートセールス支援ツールとは
リモートセールス支援ツールとは、営業リストの作成や仕事の進捗管理、お問い合わせフォームへの自動送信など、リモートセールスをサポートするためのビジネスツールのことで、SFA(Sales Force Automation)や営業管理システムとも言います。 リモートセールス支援ツールを活用し、データを一元管理することでチーム内で情報を共有しやすくなり、課題を見つけやすくなるのがメリットです。また、営業リストの自動作成機能などを活用することで、営業の効率化ができるのもポイントです。
2. リモートセールス支援ツールを導入するメリット
次に、リモートセールス支援ツールを導入するメリットについて解説します。リモートセールス支援ツールを導入するメリットは次の通りです。
- 営業活動が効率化できる
- 進捗状況の把握やデータ共有をスムーズにおこなえる
- 顧客データの蓄積・分析に役立つ
2.1 営業活動が効率化できる
リモートセールス支援ツールを使うことで作業の効率化ができ、営業担当者の負担を軽減できます。データの一括管理や見込み客へのメール配信、データ分析などができるため、営業担当の作業時間の削減につながります。 また日報の作成も簡単にでき、スケジュール機能を使って仕事の予定を上手に組み込めるため、労働時間を短縮する効果もあります。
2.2 進捗状況の把握やデータ共有をスムーズにおこなえる
リモートワークをしていると個別で動くため、他のメンバーがどこまで活動を進めているのかがわかりにくい場面が出てきます。そこでリモートセールス支援ツールを使って進捗状況を見える化することで、どの顧客に対してどこまでアプローチできているかが把握しやすくなります。 また、ExcelやGoogleスプレッドシートなどあちこちに点在しているファイルをブラウザにアップすることで、使いたい情報を見つけやすくなるのもメリットです。
2.3 顧客データの蓄積・分析に役立つ
リモートセールス支援ツールを使って顧客のデータ分析をおこなうことで、営業戦略や今後の方針を決める際に貴重なデータを得られます。また膨大なデータをグラフやチャートに変換して可視化することで、どんな人たちが自社の製品やサービスを利用しているのか、どのような人たちにまだ浸透していないのかが明確になります。
3. リモートセールス支援ツールを選定するときの注意点
続いて、リモートセールス支援ツールを選ぶときに気を付けるべきポイントについて解説します。 リモートセールス支援ツールを選定するときの注意点は次の通りです。
- 自社の目的に合っているか確かめておく
- 利用料金をチェックする
- 使いやすいツールを選ぶ
3.1 自社の目的に合っているか確かめておく
リモートセールス支援ツールを選ぶ際は、自分たちが解決したい悩みをピックアップし、その問題を解消できるツール採用するとよいでしょう。リモートセールス支援ツールの特徴は主に次の3つに分けられます。
- 営業オペレーションの効率化をおこなうもの
- 顧客の情報管理をするもの
- 営業オペレーションと情報管理ができる多機能なもの
手間や時間がかかる作業をツールで効率化したいという場合は、進捗管理や自動架電、チャットボット、経費精算など、営業事務をサポートしてくれるツールがおすすめです。顧客データをまとめ、商談や事業戦略に活かしたいという場合は、顧客情報管理に特化したツールを選んでみてください。営業の効率化と情報管理のどちらも必要という場合は、どちらの機能も併せ持ったオールインワンツールがあると便利です。
3.2 利用料金をチェックする
リモートセールス支援ツールを導入する際は、利用料金もチェックしましょう。ツールによって利用料金が異なり、プランによっても金額が変わるため、コストがどのくらいかかるのか計算しておきましょう。初期費用が無料のものと有料のものがあるので、サービス内容と照らし合わせながら比較してみてください。
3.3 使いやすいツールを選ぶ
リモートセールス支援ツールを選ぶときは、簡単に操作できるかどうかも確認しておきましょう。せっかくコストをかけて新しいツールを導入しても、使い勝手が悪いと社員に浸透せず、上手く活用できなくなってしまいます。ツールの評判なども参考にし、難しい操作が必要なく使いやすいものを見つけてみてください。
4. リモートセールス支援ツール5選
ここからはおすすめのリモートセールス支援ツールを5つ紹介します。
- Sales Cloud(セールスクラウド)
- eセールスマネージャー Remix(イーセールスマネージャーリミックス)
- kintone(キントーン)
- GeAIne(ジーン)
- Senses(センシーズ)
それぞれのツールの特徴についてお伝えしますので、リモートセールス支援ツールを選定する際に参考にしてみてください。
4.1 世界で最も使われている営業支援ツール「Sales Cloud(セールスクラウド)」
- 世界中で15万社以上が導入してる
- AIによる営業業務と顧客データ集約の自動化
- より短時間で作業が完了できるようサポート
1つ目がセールスフォースが運営しているSales Cloudです。世界中で15万社以上が導入しており、IBMやNTT docomo、JA共済連などでも使われています。 Sales Cloudは営業管理と顧客管理機能を併せ持っており、活動履歴や顧客管理、見込み客管理など多くの機能を搭載しています。顧客データを分析することで、顧客との関係強化や商談につなげるためのアプローチに活かせ、成約率アップにつなげられます。
4.2 サポートが手厚い「eセールスマネージャー Remix(イーセールスマネージャーリミックス)」
- 5500社以上185業種以上で導入されている
- サポート体制が充実している
- 外出先でも情報チェックや報告作業がしやすい
2つ目が、ソフトブレーンが運営しているeセールスマネージャー Remixです。5500社以上の導入実績があり、パナソニックや全農、伊藤園でも採用されています。 eセールスマネージャー Remixは、導入後に専属チームによる継続的なサポートを受けられるのが特徴です。スマホやタブレットにも対応しており、外出先でもスケジュールや顧客の情報を確認でき、営業活動報告も簡単におこなうことができます。
4.3 あらゆる部署で活用できる「kintone(キントーン)」
- 2万社以上で導入されている
- 部署ごとに役立つ便利な機能が搭載されている
- チームの仕事を見える化できる
3つ目が、サイボウズが運営しているkintoneです。2万社以上で導入されており、日産や資生堂、ANAなどの大手企業でも使用されています。 kintoneは見積もり作成や契約書管理、問い合わせ管理、社員名簿管理など、部署別に活用しやすい機能が組み込まれているのが特徴です。議題や案件ごとに情報が整理されるので、チーム内の仕事が見える化でき、個々で作業していても共有しやすいのもポイントです。
4.4 新規開拓営業の効率性をアップできる「GeAIne(ジーン)」
- 約60万の企業リストを保有
- 問い合わせフォームや企業メールを自動で送信
- AIがおすすめ企業をピックアップ
4つ目がエッジテクノロジーが運営しているGeAIneです。Web制作会社や人材派遣業、IT企業など幅広い業種で導入されています。 GeAIneは問い合わせフォームまたは企業のメールアドレスに文章を自動入力し、自動送信をおこなうことができるのが特徴です。保有している約60万の企業リストの中からAIで商談や受注確率の高い企業を抽出し、リストを作成してくれるため、成約率アップに役立ちます。
4.5 案件ごとのメンバーの営業活動を把握しやすい「Senses(センシーズ)」
- カード形式で案件管理がしやすい
- 外部サービスと連携できる
- 次にすべきアクションを提示してくれる
5つ目が、マツリカが運営しているSensesです。東芝やリコー、ソフトバンクなどの大手企業でも導入実績があります。 Sensesはカード形式で表示される案件ボードを活用することで、チーム内の案件の進捗状況を把握しやすくなるのが特徴です。また受注率や進捗率などの蓄積したデータを元に、次に起こすべきアクションを促してくれます。 Gmailや会計ソフト、名刺管理サービスと連携できるため、入力作業が一度で完結するのも便利なポイントです。
まとめ
今回はリモートセールス支援ツールのおすすめ5選を紹介しました。リモートセールス支援ツールを導入することで、チーム内の情報共有や顧客データの分析がスムーズにおこなえます。記事内で紹介したツールを活用し、営業活動の効率化を図ってみてください。
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