昨今、従業員が給料日まで待たずに給与を受け取れる給与前払サービスが注目されています。特に、クレジットカードを持っていない若年層の働き手にとっては大きなメリットがあり、採用強化や定着率の向上など、手軽に導入できる福利厚生としてパート・アルバイトが多い企業を中心に導入が増加しています。 しかし、給与前払いサービスと一口に言っても、さまざまな特徴を持ったツールが数多く存在するため、担当者は何から始めればよいか悩まれている方も多いでしょう。
- 給与前払いサービスを導入したことがないので心配である
- 自社ではどの給与前払いサービスを導入したらいいのか分からない
- 気がつけば高額の支払いにならないよう料金をしっかり確認しておきたい
といった方に向けて、給与前払いサービスとは何なのか、導入するメリット、おすすめ給与前払いサービス11選についてご紹介します。
無料でシンプルな給与前払いサービス「パルケタイム」 働いた分の給与を好きなタイミングで受け取ることができます 企業負担ゼロで最短即日導入できます
💡 この記事でわかること
- 1. 給与前払いサービスとは
- 2. 給与前払いサービスを導入するメリット
- 2.1 求人応募者数の増加につながる
- 2.2 離職率の低下、人材の定着率向上につながる
- 2.3 業務負担が軽減される
- 3. 給与前払いサービスを選定するときの注意点
- 3.1 勤怠データと連携
- 3.2 手数料がかかる
- 3.3 手数料の天引きには労使協定の締結が必要
- 4. おすすめの給与前払いサービス11選
- 4.1 無料でシンプルな給与前払いサービス「パルケタイム」
- 4.2 シンプルなデザインと豊富な連携サービス「Payme(ペイミー)」
- 4.3 セブン銀行ATMですぐに受け取り!「CRIA(クリア)」
- 4.4 楽天ポイントがもらえる!「楽天早トク給与」
- 4.5 指定アプリ利用で手数料0円!「前給」
- 4.6 多言語対応で外国人従業員も安心!「Q給」
- 4.7 企業と従業員にとって高い利便性!「Will Pay(ウィルペイ)」
- 4.8 初期費用が不要!「Advanced pay SAISON(アドバンストペイ セゾン)」
- 4.9 上場企業も多数導入!「JOBPAY(ジョブペイ)」
- 4.10 1000社以上が利用する安心の実績!「即給byGMO」
- 4.11 手数料が業界最安水準!「プリポケ」
- 参考|無料でシンプルな給与前払いサービス「パルケタイム」
- 参考|何人でも無料で使える 勤怠管理システム「パルケタイム」
- まとめ
1. 給与前払いサービスとは
給与前払いサービスは、従業員が給与日まで待たずに一部の給与を事前に受け取ることができるサービスです。 従来の給与制度では、従業員は給与日まで待つ必要がありましたが、給与前払いサービスを利用することで給与日前に必要な資金を手にすることができます。 このサービスを利用すると、従業員は必要な支出や急な出費が出たタイミングで資金をまかなうことができるため、従業員の経済的な柔軟性を向上させると同時に、従業員のモチベーションや生産性を向上させることも期待されます。
一方で、サービスによっては従業員だけでなく、企業側にも利息や手数料が発生する場合があります。なお、給与前払いサービスの具体的な仕組みや条件は、提供業者によって異なりますので、利用を検討する場合は、特徴、利用規約や契約内容を注意深く確認し、ニーズに合ったサービスを選ぶことが重要です。
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2. 給与前払いサービスを導入するメリット
- 求人応募者数の増加につながる
- 離職率の低下、人材の定着率向上につながる
- 業務負担が軽減される
2.1 求人応募者数の増加につながる
昨今の経済状況の悪化などを受け、給与前払いや日払いの制度がある求人の検索数が増加傾向にあります。給与をいつでも受け取れることは、従業員にとって大きなメリットです。福利厚生として給与前払いができるポイントを求人要項に記載することで、求人応募者数増加が期待できます。
2.2 離職率の低下、人材の定着率向上につながる
給与前払いが利用できることで、冠婚葬祭や急病などの急な出費に対応でき、経済的な安定感が得られます。特に、安定した雇用と収入が保証されていない派遣やアルバイトなどの非正規雇用の従業員にとっては、経済的な不安を軽減することで、仕事への満足度も期待できます。 このように、経済的なニーズに対応し、働く環境を改善することで離職率の低下や人材の定着率の向上につながるでしょう。
2.3 業務負担が軽減される
給与前払いの制度は、会社の福利厚生となって従業員の満足度も向上するなどと、良い点が多いとご紹介してきました。しかし、企業側が前払いに対応するとなると、通常の給与支払いとは別の業務が必要となり、結果、人事や経理担当者の負担が増え、余計なコスト・工数がかかってしまう恐れがあります。 そこで「給与前払いサービス」を導入することで、勤怠情報と連携し、従業員から前払い申請を受け付けると、自動で振込みを実施できるなどできるシステムもあり、業務負担も軽減されるでしょう。
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3. 給与前払いサービスを選定するときの注意点
- 勤怠データと連携
- 手数料がかかる
- 手数料の天引きには労使協定の締結が必要
3.1 勤怠データと連携
給与前払いサービスを利用するときにはリアルタイムでの勤怠状況の情報提供が重要です。 勤怠データや給与データと連携できない場合、作業負担が大きくなり余計に費用がかかる可能性もあります。
3.2 手数料がかかる
発生する手数料の1つが、システム利用料です。システム利用料はサービスを提供している会社のほとんどが設定していますが、料金は異なります。 2つ目が、振込手数料です。金額は銀行やサービスによって異なります。サービスを利用するごとに振込手数料が発生するため、利用回数が多いほど負担額がかさむことになります。利用するサービスが、どのような手数料設定を採用しているのか確認しましょう。 また、サービスを利用する従業員が、前払い金額に応じた手数料を支払わなければならないケースがありますのでしっかりと事前説明をおこなうことが必要です。
3.3 手数料の天引きには労使協定の締結が必要
給与前払いサービスの会社は、利用料や振込手数料を収益源としています。これらを企業側が負担している場合は問題はありませんが、社員側が負担する場合、本来の給与から利用料や振込手数料が天引きされることになるため、労働基準法で定められた給与支払原則「全額払いの原則」に違反する恐れがあります。 この違反を回避するためには「賃金控除の労使協定」を締結し、給与前払いサービスの利用料や振込手数料を従業員が負担することにあらかじめ労使の合意をしておくことが必要です。
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4. おすすめの給与前払いサービス11選
それでは、企業で導入するのにおすすめの給与前払いサービスおすすめ11選をご紹介します。
- パルケタイム
- Payme(ペイミー)
- CRIA(クリア)
- 楽天早トク給与
- 前給
- Q給
- Will Pay(ウィルペイ)
- Advanced pay SAISON(アドバンストペイ セゾン)
- JOBPAY(ジョブペイ)
- 即給byGMO
- プリポケ
4.1 無料でシンプルな給与前払いサービス「パルケタイム」
パルケタイムは、企業負担ゼロ、最短即日開始・即日振込ができる「給与前払いサービス」です。さらに、スタッフが何人でも費用はかからずに利用できる「勤怠管理システム」も一緒に使うことができます。給与前払いサービスと勤怠管理システムはすべて料金がかからず無料で利用できますが、かならずしもすべてを使う必要はありません。「勤怠管理は別のツールを使用しているため給与前払いサービスから使いはじめたい」など、状況に合わせたスタートもできます。
- 企業負担ゼロ
- クレジットカードがあれば、最短即日導入ができる
- 勤怠管理や給与計算など外部ツールと連携
- e-Staffing、スタッフナビゲーター、ジョブカン、King of Time、HRMOS勤怠など、すでに利用しているツールと連携して便利
- 「勤怠管理」機能と連携し業務効率化をサポート
- 「給与前払い」と「勤怠管理」機能が連携し、スピーディーな給与計算で業務効率化を実現
<料金体系>
- 企業 企業は導入費用・運用費用が無料です。 クレジットカードを登録すると、パルケタイムが前払い用の資金を立替・運用してくれるため、即日払いに対応する給与分のお金を事前に入金しておく必要がありません。立替えた分の給与は従業員への給与支払日にパルケタイムと企業間で精算をするため、キャッシュフローを変えずに導入することができます。
- 従業員 従業員は申請額によって変わることはなく「利用手数料」が発生します。
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4.2 シンプルなデザインと豊富な連携サービス「Payme(ペイミー)」
Paymeは、シンプルで使いやすいデザインと豊富な連携サービスが魅力の給与前払いサービスです。人材派遣や飲食、物流業界などを中心に約700社で利用されています。
- シンプルで、使いやすいデザイン
- 企業側、従業員側の画面が、ともにシンプルでわかりやすい
- 豊富な連携サービス
- 効率的な運用を目的に、連携サービスを拡大中
- 充実したサポート
- 利用開始後も充実したサポートを受けられる
<料金体系>
- 企業 企業は導入費用・運用費用が無料です。 また、プランは、Paymeが前払い用の資金を立替・運用してくれる立替プラン・クレジットカードプランは終了し、デジポットプランの1種となります。
プラン名 | 詳細 |
デポジットプラン | ・セブン銀行もしくはGMOあおぞらネット銀行の口座を開設し、 デポジットした分から、利用額を支払う |
参考:Paymeご提供プラン
- 従業員 従業員は「利用手数料」が発生します。ひと月に利用可能な金額は手数料を含め30万円までとなっています。 アプリやwebから申請可能額を確認し、自由に申請することができますが、表示される前払い可能額は、企業によっては額を制限していることもあり、給与額とイコールではありません。 前払い申請可能額は、企業ごとに設定された下記1~3いずれかの方法によって決定されます。
- 企業ごとに設定された上限額内での、「時給額×実労働時間」
- 企業ごとに設定された上限額内での、「日給額×実労働日数」
- 企業ごとに設定された上限額内での、「月給額÷月の所定労働日数」
金額に不明点がある場合は、お勤めの企業へ直接お問い合わせが必要です。 後日、Paymeから従業員の銀行口座へ振り込まれ、次回の給与から、前払い申請額と手数料が自動的に差し引かれます。
参考:従業員様向けガイド
4.3 セブン銀行ATMですぐに受け取り!「CRIA(クリア)」
CRIAは、働いた分の給与を即時で受け取れる給与即時払いサービスで、申請後リアルタイムで現金の受取ができます。綜合キャリアオプション・アップル引越センターなど人材派遣、飲食、小売り、物流などを中心に人材不足を課題とする様々な業界の企業で利用されている給与前払いサービスです。また、わかりやすいインターフェースや、日本語のほかに、英語とベトナム語にも対応しているため、外国人の方にもアピールしやすいサービスです。
- 求人応募数と定着率の向上
- 日々の給与が従業員のアプリに加算され、すぐに受取できることで、働くモチベーションにつながる
- キャッシュフローに影響しない立替払い
- 専用口座の開設、事前の資金準備は不要
- トータルコストが業界最安水準
- 企業に費用負担がなく、従業員の手数料も業界最安水準で利用できる
- セブン銀行ATMとのシステム連携
- スマホから24時間365日リアルタイムで申請し、セブン銀行で給与を受け取ることができる
<料金体系>
- 企業 企業は導入費用・運用費用が無料です。 また、企業と金融機関で金銭の受け渡しが発生しないので、手数料もありません。
- 従業員 従業員は給与前払いの手数料が業界最安値水準と記載があり、従業員にとっては非常にうれしいシステムです。ただし、手数料の詳細は資料請求が必要となります。 また、操作方法が分からない場合、コールセンターにて24時間365日問い合わせを受け付けています。
4.4 楽天ポイントがもらえる!「楽天早トク給与」
楽天早トク給与は、楽天カードが提供する給与前払いサービスで、楽天グループのサービスである安心感やリーズナブルな料金体系、他社にはないメリットとして楽天ポイントがもらえることが特徴です。主に人材派遣や運送業などで利用されています。
- 給与と一緒に楽天ポイントがもらえる
- 楽天銀行受取だと振込手数料は0円、さらに楽天ポイントももらうことができる
- すべての銀行で受取可能
- 受取先の銀行は通常の給与振込口座以外でも、従業員本人名義の口座であればどの銀行も指定できる
- 手間なく運用可能
- 勤怠管理システムとのCSVデータ連携、API自動連携で手間をかけずに利用できる
- 安心のサポート体制
- 平日・土日祝日を問わずコールセンターでのサポートを完備
- 前払い申請可能金額・申請回数の上限を設定可能
- 前払い可能金額は給与の70%を申請額の上限に設定可能、1ヶ月あたりの申請上限回数も設定できる
(※1回5ポイント、月3回までが上限)
<料金体系>
- 企業 企業には、基本料金として月額料金2万5000円+従量料金が発生します。また、楽天銀行の法人口座を開設する必要があるので注意ください。
- 従業員 従業員は、前払いの受取口座に楽天銀行を指定すれば、手数料が無料になります。さらに、1申請につき楽天ポイントが5ポイント付与されます。 受取口座が楽天銀行以外の場合、1申請あたり、3万円未満は168円、3万円以上は262円の手数料がかかります。
4.5 指定アプリ利用で手数料0円!「前給」
前給は、働いた範囲内で必要な時に社内融資を受けられる従業員向けの福利厚生制度です。申し込みは労働実績があることが前提となりますので、働く前に受け取る「前借り」と大きく異なり、健全性が高い点が評価されている給与前払いサービスです。日本マクドナルド・ベアーズ・アウトソーシングなど約2000社の企業に導入されています。
- 初期導入コストが無料
- 初期導入料は一切かからず、月々わずかな手数料で、企業も従業員も利用できる
- 導入・運用作業が手軽
- 従業員の基礎データや勤務実績のデータ登録、利用後の給与控除をおこなうデータ取込みなど、手間が掛からない運用ができる
- 従業員も使いやすい
- 従業員が使っているの給与受取口座で利用でき、かつ、最短で翌日に受け取れる
<料金体系>
- 企業 企業は導入費用が無料です。ただし、システム利用料として1人あたり月額220円がかかります。
- 従業員 従業員は振込手数料がかかります。3万円未満と以上で料金が変動するので注意が必要です。 振込手数料は企業ごとに異なるため、詳細は公式サイトより問合せてみてください。
振込先 | 3万円未満 | 3万円以上 |
きらぼし銀行宛 | 330円 | 495円 |
他行宛 | 550円 | 660円 |
ただし、前給を提供しているきらぼしテックのデジタルウォレット「ララPayプラス」を利用し、デジタルマネーへチャージすることで、従業員は1万円以上の前払い金をチャージする場合、手数料は無料となります。
チャージ | 1万円未満 | 1万円以上 |
ショッピング専用残高 | 220円 | 無料 |
ATM引き出し可能残高 | 220円 | 220円 |
4.6 多言語対応で外国人従業員も安心!「Q給」
Q給は、サービスの導入・利用にあたり企業に負担する費用が低額であり、資金準備が不要なサービスです。従業員が負担するシステム利用料は、送金額にかかわらず固定料金であるため安心して利用されています。
- 企業の負担が少ない
- 6カ月の無料期間経過後の企業の負担は月額1万1000円で利用できる
- 従業員にとっても割安な料金体系
- システム利用料が固定で1回当たり550円で利用できる
- 7か国語に対応
- 英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語、ベトナム語、タガログ語、スペイン語、ポルトガル語に対応しているため外国人従業員も安心
<料金体系>
- 企業 企業は導入費用が無料です。 月額費用は月々1万1000円ですが、Q給に初めて申し込みした企業はサービス利用料が6ヶ月無料となります。また、前払資金はQ給が立て替えるので必要ありません。
- 従業員 従業員は申請時に550円の「システム利用料」+「振込手数料」が発生します。
参考:他社サービスとの違い
4.7 企業と従業員にとって高い利便性!「Will Pay(ウィルペイ)」
Will Payは、最短即日で賃金を支払える福利厚生給与立替サービスです。サービス会社が金銭を立て替え、利用者の申請も手軽におこなえるため、企業と従業員にとって高い利便性を誇る給与前払いサービスです。IT、飲食業、人材派遣業など幅広い業界で活用されています。
- 最短当日振り込み
- スマホからも申請ができ、24 時間 365 日いつでも利用できる
- 3ステップで入金
- 申請→金額入力→振込実行で入金が完了
- システム利用料は0円〜
- 5000円までの前払いならシステム利用0円で利用できる
<料金体系>
- 企業 企業は導入費用・運用費用が無料です。また、先払い準備資金はWill Pay側が立て替えるため不要です。
- 従業員 従業員は申請額に応じたシステム利用料+振込手数料が発生します。
システム利用料
前払金額 | 手数料 |
1000円~5000円 | 0円 |
6000円~1万円 | 220円 |
1万1000円~1万5000円 | 440円 |
1万6000円~2万円 | 660円 |
2万1000円~2万5000円 | 880円 |
2万6000円~3万円 | 1100円 |
3万1000円~4万円 | 1540円 |
4万1000円~5万円 | 1980円 |
振込手数料
自行 | 他行 | |
3万未満 | 275円 | 396円 |
3万以上 | 275円 | 495円 |
※ジャパンネット銀行使用
4.8 初期費用が不要!「Advanced pay SAISON(アドバンストペイ セゾン)」
Advanced pay SAISONは、運輸会社や飲食店など非正規社員(パート・アルバイトスタッフなど)を多く雇用する業界を中心に幅広く利用されている給与前払いサービスです。
- 給与計算、支給サイクルを変えずに導入
- 従業員の勤怠データを連携すると、前払い可能な給与額を自動で計算してくれる
- 素早い振込処理
- 受け取りたい金額を入力すると、最短で申請当日に本人名義の金融機関口座に振り込まれる
- 導入費無料で口座開設やデポジット不要
- 初期導入費や月額料金がかからず、新たな口座の開設や前払い資金の準備も不要
<料金体系>
- 企業 企業は導入費用・運用費用が無料です。ただし、システム利用料についてはお問合せが必要です。
- 従業員 従業員は申請に応じて「利用手数料」が発生します。また、企業側の設定によってはシステム利用料も発生します。
4.9 上場企業も多数導入!「JOBPAY(ジョブペイ)」
JOBPAYは、JOBPAYカードで全国10万台以上のATMから24時間365日必要な時にいつでも、給与の前払いを受けることができるサービスです。ドミノ・ピザジャパン、日綜警備、出前館など、上場企業でも多数採用されています。 2023年2月1日付で社名を「株式会社キュリカ」から「株式会社JOBPAY」への変更に伴い、取り扱う給与前払いサービス「CYURICA」も「JOBPAY」へ名称変更しています。
- 全国10万台以上のATMで利用できる
- 24時間365日、ATMから給与の前払いを受けることができる
- 法的リスクの無い安心安全なサービス
- 給与支払いの原則を遵守し、資金移動業者が運営する法的リスクの無い安心安全なサービス
- 業界最低水準の手数料
- 手数料が業界最低水準となっている
<料金体系>
- 企業 企業が導入する際の初期費用は無料ですが、企業規模・利用人数に準じて、月額5500円〜5万5000円のランニング費用が発生します。 参考:JOBPAY企業向けページ
- 従業員 従業員は申請時に440円の「利用手数料」が発生します。これにはATMの手数料も含みます。 参考:従業員様向けページ
4.10 1000社以上が利用する安心の実績!「即給byGMO」
即給byGMOは、三井住友銀行とGMOペイメントゲートウェイが共同開発した給与前払いサービスです。導入企業数は1000社を超える安心の実績で、幅広い企業に利用されているサービスです。
- いつもの銀行口座に振り込まれ、専用カードなども不要
- 専用の口座やカードを作成することなく、いつもの銀行口座で給与を受け取れる
- 長年の実績
- 2007年にサービスを開始し、現在1000社以上の企業が導入している
- 導入企業のニーズに応える製品力
- 導入企業のニーズに応じ、デポジット型と立替型が用意されている
<料金体系>
- 企業 企業には手数料として、月額固定費用が発生します。くわしい料金はホームページに記載がないため、問い合わせフォームよりご確認ください。
- 従業員 従業員は1振込ごとにシステム利用料・銀行振込手数料(立替型の場合は資金立替手数料)が発生します。
4.11 手数料が業界最安水準!「プリポケ」
プリポケは、伊藤忠商事の100%子会社である、マネーコミュニケーションズが運営している給与前払いサービスです。立替払い型プランと直接払い型プランの2つの支払いプランがあり、立替払い型プランの場合、前払申請額×1.5%(税別・振込手数料別)という安価な手数料が好評です。
- 業界最低水準の手数料
- 立替払い型プランでは、前払申請額×1.5%という格安な手数料、かつ、固定の月額手数料がかからない
- シンプルで簡単な操作性
- 画面はシンプルで操作しやすく、24時間いつでもスマートフォンで申し込みできる
- 運用コストの軽減
- 給与前払いの振込業務を委託することで、運用負担が軽減できる
<料金体系> プランが2つあり、立替払い型プランではプリポケが企業に代わって資金を立て替え、従業員へ前払金の振り込みをおこないます。企業側は導入費用・月額料金が無料です。 一方で、従業員は利用料として前払申請金額×1.5%(税別・振込手数料別)がかかります。 直接払いプランでは、プリポケが企業の口座を使って、従業員へ前払金の振り込みをおこないます。 企業側は1万1000円の固定月額料金で利用することができます。 従業員は前払利用毎に220円の手数料がかかります。
プラン名 | 企業利用料 | 従業員利用料 | 精算期日 |
立替払いプラン | 0円 | 前払申請金額×1.5%(税別) | 翌給与支払日 |
直接払いプラン | 1万1000円/月 | 220円/回 | 翌月末 |
参考|無料でシンプルな給与前払いサービス「パルケタイム」
パルケタイムは給与前払いの福利厚生サービスです。
- 働いた分の給与を好きなタイミングで受け取ることができます
- 企業負担ゼロで最短即日導入できます
- 無料の勤怠管理ツールや外部サービスとの連携も豊富
URL:https://about.parquetime.com/maebarai
参考|何人でも無料で使える 勤怠管理システム「パルケタイム」
パルケタイムは何人でも無料で使うことができる勤怠管理システムです。
- 何人でも無料の勤怠管理で勤怠承認ワークフローも提供
- 直感的に利用しやすいタイムシートのデザイン
- オプションで給与前払いサービスも利用可能
URL:https://about.parquetime.com/kintai
まとめ
今回は給与前払いサービスのおすすめ11選をご紹介してきました。給与前払いサービスを導入するには、解決したい課題を明確にし、費用面や雇用形態との相性などを考慮したうえで、選定していく必要があります。この記事を参考に、給与前払いサービスの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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©️ Parque.Inc