マンションの管理組合とは、分譲マンションの購入者(区分所有者)によって構成される団体のことで、主な目的は、建物や敷地などを適切に管理し良好な住環境を整えることです。
具体的な活動内容は多岐にわたり、管理方法や細かな規則はマンションごとにさまざまです。管理組合は法律に基づいて組織されます。運営は組合員の中から選出した代表者によって構成された「理事会」を中心としておこなわれます。
マンション管理組合や理事会の運営で、業務負担の削減に向けてこれまでの紙やメールでの連絡をアプリに変更するなどの工夫を検討している方も多いのではないでしょうか。
実際にアプリを導入するにあたっては、あとで後悔しないよう色々と事前に確認しておきたいものです。この記事ではマンション管理組合の活動で使える無料お役立ちアプリを幅広くご紹介します。
- 組合員との連絡手段をプライベートのLINE以外の方法でおこないたい
- 無料で使えるアプリを知りたい
- 難しい設定がなく、シンプルで簡単に操作できるツールを使いたい
以上に当てはまる方は、ぜひ参考にしてみてください。
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💡 この記事でわかること
- マンション管理組合や理事会で役立つアプリの選択ポイント
- 情報共有の負担が軽減されるか
- すべての組合員が活用できるか
- 無料もしくは継続して使える価格帯か
- 【無料】マンション管理組合や理事会の運営を効率化できるアプリ6選
- 1. マンション管理組合の運営に特化したグループウェア「Mcloud(エムクラウド)」
- 2. 気軽にチャットができる「パルケトーク」
- 3. ビデオ画面が小さく背景や顔映りが気にならない「パルケミート」
- 4. マンション掲示板のインターネット版「マンボー」
- 5. グループ活動に必要なコミュニケーションアプリ「BAND(バンド)」
- 6. 煩雑なマンション管理業務を自動化・簡略化する「クラセル」
- まとめ
マンション管理組合や理事会で役立つアプリの選択ポイント
ここでは、どうしてマンション管理組合や理事会の運営にアプリが必要なのか、どんなアプリを選ぶとよいかを解説します。
情報共有の負担が軽減されるか
アプリを導入すると、情報管理や情報共有が非常に楽になります。 理事会のお知らせや議事録などを紙で共有している場合、印刷代や保管場所が必要となります。 しかし、アプリを活用すれば時間や場所を制限されることなく、すべてをオンライン上で確認することができます。ペーパーレス化され、快適で負担が少ない理事会運営になるでしょう。
すべての組合員が活用できるか
アプリを利用すれば、連絡手段が1本化され情報共有がスムーズになります。 情報共有の手段が回覧板や電話の場合、すべての組合員に連絡するためには時間がかかってしまいます。また、メールの場合、埋もれてしまったり返信の手間なども負担となります。 しかし、アプリを活用すれば一度に組合員へ共有され、受信通知もあるため見逃す心配がなくなります。 アプリをスマホにダウンロードしておけばパソコンを開く手間もありません。難しい操作が必要ない誰もが簡単に使える操作性のアプリかどうかもチェックしておくとよいでしょう。
無料もしくは継続して使える価格帯か
マンション管理組合という予算が潤沢にない組織で、いかにして費用の負担なく、事務的なことを効率的におこなうことができるかも大切なポイントです。 口コミとあわせて、価格帯も確認しましょう。
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【無料】マンション管理組合や理事会の運営を効率化できるアプリ6選
ここからは、マンション管理組合や理事会の運営を効率化できる6つの無料アプリの特徴をご紹介します。
1. マンション管理組合の運営に特化したグループウェア「Mcloud(エムクラウド)」
- 「フリープラン」と「プレミアムプラン」の2つの料金プランあり
- 理事会運営を効率化する機能はフリープランで対応できる
- 理事会や委員会の出欠確認や、日程の調整ができる
- 議事録などをクラウドに保存し、検索機能で簡単にアクセスできる
2. 気軽にチャットができる「パルケトーク」
- ファミリーメンバーの友だちリストの確認
- ファミリーメンバーが参加しているトーク一覧の確認(トーク内容は確認できません)
- ファミリーメンバーのアカウントの停止・再開
- ファミリーメンバーのファミリー設定の解除
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3. ビデオ画面が小さく背景や顔映りが気にならない「パルケミート」
グループチャットツール「パルケトーク」と連携して利用することも、個別に導入することもできます。
- 完全無料で時間無制限で利用できる(最大10名)
- アカウントもアプリダウンロードも不要でミーティングを開催・参加できる
- 会話の文字起こし機能を搭載し、コメントとともに会議後に振り返ることができる
- 背景の映りこみを最小限にできる丸いカメラ画像やコメント・リアクション機能など、会議を活性化させるための機能も充実している
- ChatGPT APIを活用した「チャットAI機能(β版)」も搭載している
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4. マンション掲示板のインターネット版「マンボー」
- 居住者がスマホやパソコンから掲示板の内容をいつでもどこでも確認できる
- 居住者が管理組合にいつでも意見を投稿することができる
- マンション内でおこなわれる工事などさまざまなスケジュールを管理できる
- 理事会等の議事録、各種規約、申請書類、竣工図等様々な書類を管理できる
- 災害時に居住者の方の安否確認ができる機能がある
5. グループ活動に必要なコミュニケーションアプリ「BAND(バンド)」
- お知らせを掲示板に投稿しコメント、いいねで返信できる
- 重要な予定はカレンダーに登録して確認できる
- トークを使って一部のメンバーだけでなく全員とやり取りすることができる
6. 煩雑なマンション管理業務を自動化・簡略化する「クラセル」
- 以下のようなタイプに分けての使い方が可能
- 管理会社に委託しているマンションの方
- 自主管理しているマンションの方
- 管理会社の方8
まとめ
今回は、マンション管理組合や理事会の活動で使える無料アプリを幅広くご紹介しました。 このように無料で利用できるアプリも多く、上手く使えば業務の効率を飛躍的に上げ、生産性を大きく向上させることができます。一方で、多機能すぎて使いこなせない組合員が出てしまうと本末転倒となりかねませんので注意が必要です。 マンション管理組合や理事会の運営を効率的におこなうため、組合員同士の連絡手段や情報共有がスムーズで簡単に使えるアプリの導入をぜひ検討してみてください。
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©️ Parque.Inc